製薬メーカー向け価格査定業務の改善 Case.06

  • プロジェクトキーワード
  • #生産性
  • #効率化

企業概要

クライアント業種
外資系製薬メーカー
売上高
2,000億円以上

プロジェクトの背景・目的

  1. 1

    購買部門の役割として戦略策定などコア業務への貢献が求められていた。

  2. 2

    担当1名が月40件の見積内容の詳細確認や価格妥当性の精査を細かく実施。
    現場の見積依頼に業務内容が不明確な案件が多数あり、依頼部門やサプライヤへの確認作業が多く発生
    各サプライヤが独自様式で見積回答。競合見積取得後の比較や精査に時間を要していた
    繰り返し発生する同一品目の購買でも1件ごとに見積の妥当性の精査が必要となり業務量が増加

コンサルティングアプローチ

  1. テンプレートの整備

    品目カテゴリごとに「仕様書」のテンプレートを作成

    テンプレートの整備

    依頼部門にて希望業務内容を「仕様書」に記入し見積依頼時に添付するルールを導入。

    仕様書により見積依頼内容を容易に把握することが可能となり見積取得後のサプライヤ・依頼部門への確認作業を軽減。

  2. 比較見積時間の短縮

    「自社仕様の見積書」の作成
     

    比較見積時間の短縮

    見積テンプレートをサプライヤへ展開し同一様式で見積回答するよう周知。価格比較の手間の軽減とコスト削減に繋がった。

    項目を比較する事でサプライヤの得意/不得意領域が明確になり、サプライヤ選定の時間短縮や精度向上に繋がった。

  3. 査定業務の簡素化

    価格表をもとにしたルールの作成
     

    査定業務の簡素化

    過去1年の見積依頼、サプライヤ見積価格、市場価格を調査しコストテーブルを作成。

    コストテーブルと見積回答単価の確認のみ行い、個別の価格精査を不要とするルールを導入。作業工数を削減を実現。

プロジェクトの成果

  1. 1

    価格査定が必要な見積の時間を約55%削減。

  2. 2

    業務の効率化とBPO化により購買部門はソーシングや戦略策定などのコア業務にシフト。

  3. 3

    カテゴリー毎に共通の見積テンプレートを導入し見積回収後の検証を短縮。

  4. 4

    品目別のコストテーブルを作成。見積査定に掛かる時間を短縮。

  5. 5

    処理時間は80分/件→35.7分/件へ減少。

  6. 6

    1人当たりの月間の案件対応数が40件から300件へ増加し生産性アップ。

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